箱屋常吉のおべんとう箱、伝統の雲紋柄をリデザインへ。なくなり次第、順次切り替えのお知らせ。

箱屋常吉はプライベートブランドとして再起してから2022年8月で設立5年目を迎えます。おかげさまで多くのお客様から愛されるブランドに育ち、自然循環を未来へつなぐ、作り手も使い手も「森と心の守り人」として、ものを大切にする心や、一手間かける丁寧な暮らしをお客様と共に育んで参りました。

5年目という新たな節目に、当時から大切にしてきた箱の雲紋柄をリデザインいたします。
より雲の動きを感じられるようなめらかな線で洗練さを意識し、雲の曲線美を生かして雲紋によって形作られる花びらを引き立たせました。

箱屋常吉のものづくりの原点は、五代目の私が子どもの頃に食べた母のおべんとうです。杉の香りと一緒に、母の愛情を感じながら、外で食べたあのおべんとうはすごく美味しかった。

空と大地の自然の心地よさと、自分の大切な気持ちに気づかせてくれる箱を作り続けたい。そんな想いから、「雲」をデザインの象徴に据えました。快晴もいいけど、季節によっていろんな表情を見せてくれる。今日と同じ空はどこにもない。

ほっと一息つける。
都会にいても自然を感じられる。
作ってくれた家族の愛情に感謝する。
今日のおかずは何だろう?とワクワクする。

日常の「吉」を大切に、tsunekichi box が暮らしの中に息づく、あなたの宝箱でありますように。

SDGsの観点からも、現在手元にある旧デザインはそのまま販売させていただき、なくなり次第、新デザインへと切り替えて参ります。また、小さいサイズのおべんとう箱も新しく仲間入りしましたので、オンラインショップもぜひご覧ください。何卒、よろしくお願い申し上げます。

五代目箱屋常吉/木箱職人
笹井 雅生

Designer:Natsuki Hosokawa
Photographer:Kuniyuki Ohara